魏志倭人伝 卑弥呼 古事記 日本書記 万葉集 甲骨文字 以音 五経基軸文法による解読

漢文史記は五経文法が採用されています、この五経文法は殷時代の甲骨文字(漢字変換)でも採用されており、古代中国は唐時代の末期で消滅、日本では奈良時代(西暦720年)頃で消滅して現在に至っています、この漢文史記を一字一句解読したブログになります。

古事記 序文の一章節について、亦、於姓日下謂玖沙訶、於名帶字謂多羅斯、如此之類、隨本不改

「日下」を(表音=玖沙訶=クサカ、キュウシャカ、「帶」を多羅斯=タラシ)になります,玖沙訶=「日下」=クサカ、解読が誤訳のため無理な表音の通説です、おかしいと思わないことが不思議です。

 

古事記の記述で前文では表音、音読み、訓読み等の記述説明をしています、その文脈を考察すると、姓名の記述について詳細に説明していることを、お粗末な誤訳、こじつけ読みをしていることが滑稽でなりません。

 

<解読>

亦、於姓日下謂玖沙訶(注1 前文と同様に姓名の姓についても、日=じつ=実=自分の生まれた家。生家、また、父母の家の姓をくみ取り、下謂=歌意=記述を声に出し、玖=書き換えを防ぐため。

沙訶=(注2 沙=写=良いものと悪いものを選り分け、訶=表音を手掛かりに語を写し取ること。

於名帶字謂多羅斯=(注1 前文と同様に姓名の名についても、帶字=おびている表音漢字の謂=意をくんで、多羅斯=多く連なる漢字は姓と離す必要である。

如此之類=(似ているもの、同じ性質)の漢字、記述はこれに従う。

隨本不改=(隨本=見聞きした事などを筆にまかせて書いた文章)であり、(不改=附会=関係のない事柄を理屈つけて結びつけることはしていない。)