魏志倭人伝 卑弥呼 古事記 日本書記 万葉集 甲骨文字 以音 五経基軸文法による解読

漢文史記は五経文法が採用されています、この五経文法は殷時代の甲骨文字(漢字変換)でも採用されており、古代中国は唐時代の末期で消滅、日本では奈良時代(西暦720年)頃で消滅して現在に至っています、この漢文史記を一字一句解読したブログになります。

07 魏志倭人伝、東南至奴国 百里 官日兕馬觚 副日卑奴母離 有二萬餘戸 百里 露田 里は面積 Ⅱ。

07  東南至奴国 百里 官日兕馬觚 副日卑奴母離 有二萬餘戸

<所在地>

陳寿の記述で実測距離は経典(四書五経)の漢文(借字)特殊文法活用で実測距離は積算算出して表れます。

 

神埼郡から東南の國境が筑紫川支流の宝満川合流地点(福岡県久留米市小森野と佐賀県鳥栖市下野町の境界)

奴國の西側國境は宝満川流域が境界、北側は現、筑紫野市で東側は甘木市の小石原川の流域西側が國境、南側は筑紫川本流の北側。

現在の福岡県朝倉市魏志倭人伝の記述で奴國、不彌國にまたがっています。

 

<奴國の想定役割>

奴国=奴婢國=邪馬壹(臺)國の奴婢兵、農耕耕作、武器製造、銅鏡製造、絹織物(刺繡、染色)、玉の研磨等の産業労働調達と下級兵隊の國。

魏國、邪馬壹(臺)國へ上納するための織物産業に必要な原料栽培(注 1 綿畑、麻栽培、紵=からむし、栽培、養蚕に必要な桑の栽培。)

魏國、邪馬壹(臺)國へ上納するための織物産業に必要な原料採掘(注 2 染色=赤色=辰砂、べんがら。金絲=金加工、採掘)(注 3 後記に記述されている南人による鉱物採掘)

 

<鉱物の採掘場所>

金、銀鉱山=日田郡の金山=鯛生金山を中心として県境に沿った地域には、日田郡南部金山地帯が存在した。叉、星野鉱山(八女市)が存在した。

水銀、辰砂=波佐見水銀鉱山(長崎県)、相ノ浦鉱山(長崎, 大潟鉱山)、 平戸(長崎, 松浦)、因尾鉱山(大分, いんび) 、佐伯鉱山(大分, 鶴望鉱山つるみ, 大分鉱山Hg), 千怒鉱山(大分, ちぬ)

 

鉄鉱石、砂鉄=(注 1狗邪韓国=馬韓辰韓弁韓=当時、邪馬壹(臺)國の属國=魏志倭人伝の後記、記述有り)調達、(注 2 伊都國、佐賀県嘉瀬川の砂鉄=チタン磁鉄)

 

<武器>

刀、剣、盾、矛、戟(げき)弓、矢(箭)=鉄矢じり、骨矢じり等、鎧=防御服(身甲等、鉢巻)、その他=旗、璋旗、馬具。

武器、服装(鎧等)製造数量=魏志倭人伝の後記、記述有り)=およそ10万兵員分一式製造

<古代中国の武器参考>

古代中国の戦争

http://paulbeauchamp.org/

 

<閲覧していただく皆さまへ>

武器の製造について。

後記に記述されている一章節、邪馬壹(臺)国と狗奴國と戦になります、邪馬壹(臺)国が自衛防衛10万人が配備されます。

その際にあらゆる武器装備が必要になります。

想定製造数量(刀、剣=10萬口(口=数量)、盾、矛、戟(げき)=(少ない数量で4萬本)

弓、矢(箭)=鉄矢じり、骨矢じり等においては=10萬人の0.5割と想定として五千人が弓と矢(箭)を装備。

計算式=五千人分の弓、矢(箭)=五千人分の矢(箭)=敵に対して1日(最低20本として)100日分(3ケ月分、壬申の乱で約1ケ月間)=100萬本

矢(箭)=矢鉄矢じり、骨矢じり、矢(箭)=矢竹=(最低半年穂仕上げ、矯正(火で矯める)、矢羽根(鷹が最上ですが、雉、鴨の羽根5萬羽分

矢(箭)=製鉄、焼き仕上げ=矢鉄矢じり、研磨仕上げ=骨矢じり、矢(箭)矢羽根仕上げ、麻の留め糸、)1日の作業仕上げ=奴國の男子鮮卑1萬人、10本仕上げで100日間。

保存するためには矢の竹材、矢羽根に虫が付き破損するので防虫剤として樟脳が必要になります、魏國の朝貢献上品の品目に記述されています。

魏國の検視は武器の在庫を検分、(武器品目、数量等)を記述報告書を含んでいます。

農耕作業検分(露田の面積=邪馬壹(臺)国の自己申告に相違ないか検分調査書作成)、繊維織物の検分(染色、養蚕等、刺繡作業)城柵建築等、その他(倭人の生活)

 

<注釈>

有二萬餘戸=人口数(注 戸=1家族4人~5人として8萬人~10萬人が居住、労働力。

<注釈>

魏志倭人伝、長里、短理の論争は馬鹿げている、東南至奴国 百里 露田(田んぼ)の面積で距離ではない。

<面積>

百里=露田(田んぼ)の面積

 

東南至奴国 百里 官日兕馬觚 副日卑奴母離 有二萬餘戸

<解読>

<解読 積数算出日時 1>

官日兕馬觚 副日卑奴母離

4月18日、4月19日

<解読 漢文(借字)読下し 2>

 

東南至奴国 百里 官日兕馬觚 副日卑奴母離 有二萬餘戸

 

東南至奴国百里官日兕馬觚副日卑奴母離有二萬餘戸=東南、奴國に至る。

百里(露田=実測)、4月18日、4月19日夕暮れに離れる。奴婢(戸)二萬戸有り。

卑=自分をへりくだっていうことば。奴婢が(兕=水牛(馬)→(借字)奴=ぬ駑=老いたにぶい馬)で(觚=鋤)で耕していました。

<注釈>

奴=(表音借字)=ど=土=領地。(注=漢字の(表音借字)は特殊文法活用で積算算出に影響します、

漢字一句の場合の意味、熟語として記述されている場合で奴の場合(音読み=ぬ、ど)2種の音読みがあり、文脈をよみとり解読します。

母=も(借字)=莫=くれ。夕暮れ。日暮れ。夜。

離=り=はなれる。

魏志倭人伝の記述は単なる旅行記述ではありません、魏国による税の徴収のための国税調査団です、田んぼの面積が奴國は少ないので日数をかけて調査はしていません。

伊都國、不彌國、邪馬壹国 (那國)で取り囲んだ奴國(奴婢國)となります。

 

異論、反論、疑問がありましたら、コメントをいただければ幸いです。