魏志倭人伝 卑弥呼 古事記 日本書記 万葉集 甲骨文字 以音 五経基軸文法による解読

漢文史記は五経文法が採用されています、この五経文法は殷時代の甲骨文字(漢字変換)でも採用されており、古代中国は唐時代の末期で消滅、日本では奈良時代(西暦720年)頃で消滅して現在に至っています、この漢文史記を一字一句解読したブログになります。

厩戸 廐戸 廏戸 𡳅戸 味噌糞の学会、学者の研究、論文について、その3

厩戸 廐戸 廏戸 𡳅 味噌糞の学会、学者の研究、論文について、その3

 

【廏戸】の漢字について

 

古事記⇔写本下巻原文漢字】⇔【検索、漢語】⇔【漢字辞典⇔部首⇔广(まだれ)】⇔【廏戸】⇔【廏:漢音 : キュウ(キウ):呉音 : ク】【戸:漢音 : コ:呉音 : グ(表外)、ゴ(表外)

古訓古事記. 上,中,下巻 / 太安万侶 [撰] ; 本居宣長 [説] ; 長瀬真幸 [訓] (waseda.ac.jp)

PDF⇒五十四⇔廏戸

 

国立公文書館 デジタルアーカイブ (archives.go.jp)

日本書紀10 (archives.go.jp)

日本書紀11 (archives.go.jp)

簿冊標題:日本書紀⇒NO 45⇒NO 46

日本書紀⇔写本⇒用明天皇紀⇒推古天皇記⇒3件:漢字】⇔【検索、漢語】⇔【漢字辞典⇔部首⇔广(まだれ)】⇔【廐戸】⇔【廐:漢音 : キュウ(キウ):呉音 : ク】【訓読み:うまや】⇔【戸:漢音 : コ:呉音 : グ(表外)、ゴ(表外)

 

日本書紀⇔写本⇒推古天皇記⇒2件:漢字】⇔【検索、漢語】⇔【漢字辞典⇔部首⇔厂(がんだれ)】⇔【厩戸】⇔【厩:漢音 : キュウ(キウ):呉音 : ク】【訓読み:うまや】⇔【戸:漢音 : コ:呉音 : グ(表外)、ゴ(表外)

国史大系 第6巻 日本逸史 扶桑略記 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)

扶桑略記】⇔⇔【検索、漢語】⇔【漢字辞典⇔部首⇔尸(しかばね・かばね・しかばねだれ・しかばねかんむり・かばねだれ)】⇔𡳅【【尸+既】𡳅戸】⇔𡳅【【尸+既】【戸】

【尸+既】

𡳅的解释|𡳅的意思|汉典“𡳅”字的基本解释 (zdic.net)

【廣韻】【集韻】去例切,音憩。【玉篇】心息也。今爲憩。

𡳅【尸+既】⇔異体字⇔憩⇔漢音 : ケイ:呉音 : カイ(表外)

K'sBookshelf 辞典・用語 漢字林 尸部 (ksbookshelf.com)

𡳅【尸+既】𡲽尸3 13=総画数16 u 21cbd [キ、ケ/]𡳅【尸+既】

 

歴史学会、国文学会の学者の誤訳、誤読も永年にわたり流布すれば真実に見える。】

古代中国の倉頡、周禮、五経を基軸にした漢語、漢字の意義を軽んじて【廐戸・厩戸⇔うまやど】などと味噌も〇〇も一緒にしている姿は哀れである。

 

扶桑略記】⇔𡳅【【尸+既】𡳅戸】⇒⇒各、学者がどのように読むのか聞きたい。研究、論文がデタラメ誤訳なので、自己保身に走り、誤写、脱字と言い逃れを言うのか、

 

森博達氏は【α群・β群区分説、α群中国原音説】⇔α群は中国人によって書かれ、β群は日本人によって書かれているとしているが、倉頡、周禮、五経説文解字を理解していない。

 

正しければ文脈を解読できなければならない。

 

【廏戸】の漢語、駢字の倉頡、周禮、五経説文解字を基軸活用について。

【廏戸】【廐戸】【厩戸】⇒字面(じづら)⇒【漢音、呉音⇒キュウゴ】⇒假借⇒【九五】⇒易⇒きゅう‐ご〔キウ‐〕【九五】《易で、九を陽とし、五を君主の位に配するところから》天子の位。

 

二層目⇒文脈⇒【厩戸】⇒【漢字辞典⇔部首⇔广(まだれ)】⇒【厩⇒偏旁⇒广既】⇒【广】⇒【戸⇒一尸】⇒【尸=シ】⇒【漢音、呉音⇒ゲンシ】⇒假借⇒

 

廐戸皇子⇒廐戸皇子⇒廐戸皇子⇒⇒げん‐し【原姿】文献などの、もとのすがた。げん‐し【厳旨】 きびしい命令。また、その趣旨。げん‐し【玄旨】物事の奥深い内容。深遠な道理。

廐戸⇒げん‐し【原姿】文献などの、もとのすがた。げん‐し【厳旨】 きびしい命令。また、その趣旨。げん‐し【玄旨】物事の奥深い内容。深遠な道理。

 

二層目⇒文脈⇒【厩戸】⇒【漢字辞典⇔部首⇔厂(がんだれ)】⇒【厩⇒偏旁⇒厂既】⇒【厂】⇒【戸⇒一尸】⇒【尸=シ】⇒【漢音、呉音⇒カンシ】⇒假借⇒かん‐し【敢死】死を覚悟すること。

 

三層目⇒文脈⇒【厩戸】⇒【漢字辞典⇔部首⇔厂(がんだれ)】⇒【厩⇒偏旁⇒厂既】⇒【既】⇒【戸⇒一尸】⇒【尸=シ】⇒【漢音、呉音⇒キュウシ】⇒假借⇒きゅう‐し〔キウ‐〕【九死】ほとんど命が助かりそうもないような危ない状態。

 

四層目⇒文脈⇒【厩戸】⇒【漢字辞典⇔部首⇔厂(がんだれ)】⇒【厩⇒偏旁⇒厂既】⇒【既】⇒【戸⇒一尸】⇒【尸=シ】⇒【漢音、呉音⇒キュウシ】⇒假借⇒きゅう‐し〔キウ‐〕【旧史】古い時代の歴史。また、古い歴史書

 

五層目

【廏・廐・厩・】⇒【广】【厂】【𣪘】【】【皀】【殳】【白】【匕】【乚】【丿】【殳】【𠘧】【又】【旡】【彡】【儿】【丿】【乚】⇒駢字構成⇒【戸⇒一尸】⇒【尸=シ】

 

【广⇒呉音 : ゴン漢音 : ゲン】【厂⇒呉音: カン漢音: カン】【𣪘⇒⇒簋⇒き⇒古くは「 𣪘 」】【⇒呉音 : ケ漢音 : キ】

【广尸】⇔假借⇔げん‐し【厳旨】

【厂尸】⇔假借⇔かん‐し【敢死】

【皀⇒呉音 : コウ(カゥ)、コウ、ヒキ漢音 : キュウ(キフ)、キョウ(キャゥ)、ヒョク】【白⇒呉音 : ビャク漢音 : ハク】【匕⇒呉音 漢音 : ヒ】

【白尸】⇔假借⇔はく‐し【博士】

【廏⇒異体字⇒廐⇒⇒検索してください。】

 

說文解字 - 廏 - 中國哲學書電子化計劃 (ctext.org)

《殳部》

1963 打開字典 殳部: :揉屈也。从殳从𠧢𠧢,古文叀字。廏字从此。

【上部、文字化けあり】

【廏字从此。⇒漢音:シ】

【廐・厩】⇒【厂既】⇒【既,小食也。——《文》。振玉曰:“即,象人就食;既,象人食既。许训小食,与形不矣。”】

⇒【食⇒漢音:シ⇔既】⇔同音

【既尸】⇔假借⇔し‐し【嗣子】

【乚⇒呉音 : オツ,オチ,イン,ゴウ漢音 : オツ,オチ,イン,ゴウ】【丿⇒呉音 : ヘチ漢音 : ヘツ】【殳⇒呉音 : ズ漢音 : シュ】【𠘧⇒呉音 : キ漢音 : キ】

ごう‐し〔ガフ‐〕【合×祀】いん‐し〔ヰン‐〕【韻士】いん‐し【×蔭子】ず‐し〔ヅ‐〕【×厨子

【又⇒呉音 : ウ(表外)漢音 : ユウ(表外)】【旡⇒呉音 : ケ漢音 : キ】【儿⇒兒⇒呉音 : ニ、ゲ(表外)漢音 : ジ、ゲイ(表外)

【又尸】⇔假借⇔ゆう‐し〔イウ‐〕【憂思】

【彡⇒呉音 : セン(セム)漢音 : サン(サム)、セン(セム)】【乚⇒呉音 : オツ,オチ,イン,ゴウ漢音 : オツ,オチ,イン,ゴウ】【丿⇒呉音 : ヘチ漢音 : ヘツ】

 

扶桑略記

𡳅【尸+既】⇔憩⇔𡳅【尸+既】⇔漢音 : ケイ】【⇔キ⇔・尸⇒漢音 : シ】

𡳅【尸+既】戸⇔ケイゴ】【𡳅【尸+既】⇔憩⇔𡳅】【𡳅尸⇔ケイシ】

𡳅尸⇔ケイシ】⇔假借⇔けい‐し【▽家司】

親王家・内親王家・摂関家および三位以上の家に置かれ、家政をつかさどった職。いえづかさ。

 

𡳅尸⇔キュウシ】⇔假借⇔きゅう‐し〔キフ‐〕【急死】

[名](スル)急に死ぬこと。急逝。

漢語⇔【𡳅】の偏旁(分解部品=華甲)同意。

古事記

【廏戸】の漢字について古事記日本書紀は上記の意味があります。

文節二段目【巡行禁中監察諸司、至于馬官、乃當廐戸而不勞忽産之。】この文節に【廏戸】の漢字採用の起因が記述されています。

【厂(がんだれ)⇒厩戸】

夏四月庚午朔己卯、立厩戸豐聰耳皇子爲皇太子、仍錄攝政、以萬機悉委焉。

【己卯⇒假借⇒き‐ぼう【奇謀】】普通では思いつかないような計略。奇抜な計略。

【立厩】⇒【立⇒亠䒑⇒亠⇒慣用音 : トウ】⇒【立厩⇒假借⇒とう‐きゅう〔タウキウ〕【討究/討求】】

 

【厩戸】⇒假借⇒きゅう‐ご〔キウ‐〕【九五】【戸豐⇒假借⇒し‐ほう〔‐ハフ〕【×諡法】】

【豐聰⇒假借⇒ほう‐そう【奉送】】そう‐じ【×聡耳】【爲⇔説文解字⇔與】⇒【與皇太子】

以下省略

 

 

日本書紀

【广(まだれ)⇒廐戸】

皇后、懷姙開胎之日、巡行禁中監察諸司、至于馬官、乃當廐戸而不勞忽産之。

【廏戸】⇒げん‐し【原姿】文献などの、もとのすがた。げん‐し【厳旨】 きびしい命令。

 

【表音假借、羅列】⇒文脈はご自身で考えてください、駢字の加筆はありません。

 

【巡行禁中監察諸司、至于馬官、乃當廐戸而不勞忽産之。】

じゅん‐こう〔‐カウ〕【準行/准行】こう‐き〔カウ‐〕【綱紀】き‐ちゅう【基柱】ちゅう‐かん【忠×諫】かん‐し【監使】しょ‐し【諸司】

 

し‐こう〔‐カウ〕【施行】こう‐か〔クワウ‐〕【皇家】か‐かん〔クワクワン〕【禍患】か‐い〔‐ヰ〕【下位】かん‐だい〔クワン‐〕【寛大】だい‐とう〔‐タウ〕【大唐】とう‐きゅう〔‐キフ〕【等級】

 

げん‐し【原姿】げん‐し【厳旨】かん‐し【敢死】きゅう‐ご〔キウ‐〕【九五】ご‐じ〔‐ヂ〕【護持】じ‐ふ【璽符】ふう‐ろう〔‐ラフ〕【封×蝋】

 

ろう‐しん〔ラウ‐〕【老臣】しん‐せい【神聖】

せい‐し【聖旨】

せい‐し【聖姿】せい‐し【世子/世嗣】せい‐し【姓氏】

せい‐し【制止】せい‐し【誓詞】せい‐し【静思】せい‐し【省思】

【補足記述文節資料】

扶桑略記推古天皇記⇒】

廿八年庚辰冬,上宮太子蘇我大臣馬子,共錄天皇記及國記。

【補足】

上宮太子【輿】、蘇我大臣馬子、

日本書紀推古天皇記⇒】

廿八年⇒是、皇太子・嶋大臣共議之、錄天皇記及國記、臣連伴造國造百八十部幷公民等本記。

【馬官⇒字面⇒バカン】⇒二層目⇒【馬⇒説文解字⇒偏旁⇒灬(火)呉音 漢音 : カ】

【馬官】と【扶桑略記蘇我大臣馬子】【日本書紀・嶋⇒假借⇒(唐)大臣】関連性については明確な根拠は文節の解読では記述されていません。

【與⇔不文律⇔聖】⇒⇒【與】⇒⇒【扶桑略記⇔共錄天皇記及國記。】【日本書紀⇔錄天皇記及國記、臣連伴造國造百八十部幷公民等本記。】

【中華、進士血族、血縁、神捌(神別)⇒共録】【臣連伴造國造百八十部幷公民等本記】

 

【馬⇒倉頡、孔子説文解字、序】

 

【馬】の漢語を假借、(華甲⇒分解、偏旁⇒【馬⇔説文解字注⇔灬⇔注□字中無火】

【補足】

【馬】の漢語を【火=灬⇔呉音 漢音 : カ】として代用表音で【猥=みだ-ら⇒漢語】場合に採用、【灬⇒倉頡⇒漢字字源⇒こう‐じん〔‐ヂン〕【後×塵】人や車馬の走り過ぎたあとに立つ土ぼこり。】

 

異常、人為⇒じん‐い〔‐ヰ〕【人為】 人の力で何かを行うこと。人のしわざ。

それに、対して人の人事行動はさまざまで「馬頭人為長;人持十為斗;虫者,屈中也。」廷尉律,

 

【十為斗⇒假借⇒斗⇒【斗⇒とう【逃】とう【闘】とう【×逗】とう【透】とう【×祷】とう【登】とう【倒】⇒その他】】虫者,屈中也

その場合⇒假借⇒至㠯字𣃔法:「『苛人受錢』,苛之字,止句也。」

【馬⇒假借⇒苛⇒きびしく責める。いじ-める、さいな-む、いらだ-つ、いら-つく、から-い、きび-しい】

【馬官⇒バカン⇒假借⇒華甲⇒灬⇒官⇒宀㠯】⇒【苛、為、意、位】⇒【苛、為】【苛、下意】【苛、下位】

 

【注釈】

漢語、漢字、一字一句を採用するにも、深層の意味、文脈を理解しないと、正史、古事記日本書紀を解読することはできません。

字面を誤読、訓読していては未来永劫、無理です。

 

次回

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