厩戸 廐戸 廏戸 𡳅戸 味噌糞の学会、学者の研究、論文について、その4
【广(まだれ)⇒廐戸】
父天皇愛之令居宮南上殿、故稱其名謂上宮廐戸豐聰耳太子。
【閲覧者の皆様へ】
上記を読めますか、つまみ食い的に、【字面⇒父天皇愛之】、次は【令居宮とは?】【南上殿=なんじょうでん⇒?】
元年春正月壬寅朔丙辰、夏四月庚午朔己卯
【故稱其名謂】⇒時系列の編纂とした場合、【故⇔薨】、元年夏四月に崩御?
廿九年に記述、編纂すればと思われませんか、廿九年にした場合、時系列に問題が生じます、【豐聰耳太子】の仍錄攝政としての功績、病状、隠遁してからの過ごし方が記述された回顧録、及び葬儀礼のあらまし。
【故稱其名謂】⇒推古天皇記⇒【廿九年春二月己丑朔癸巳、半夜、厩戸豐聰耳皇子命薨于斑鳩宮。】
【浅学非才、うすっぺらな現代、訓読解釈 1】
石 井 公 成
父(かぞ)の天皇、愛みたまひて、宮(おほみや)の南の上殿(かみつみや)に居(はべ)らしめたまふ。
父の天皇(すめらみこと)〔用明〕之(こ)を愛(め)でたまひて宮(おほみや)の南の上(へ)の殿(との)に令居(すまはしめ)たまひき。
【補足】
【正史】 主に国家によって公式に編纂された王朝の歴史書のことである。と現代辞書は述べています。
皆さまがご経験してきた議事録よりひどく、幼稚な現代解釈です、同時期に施行された【養老律令】と内容を比較してみては?
【養老律令】古代日本の政治体制を規定する根本法令として機能した。法令としても、近世に至るまで法体系のモデルとして依然として参照され続けた。
【浅学非才、うすっぺらな現代、訓読解釈 2】
『日本書紀』における 仏教漢文の表現と変格語法(上)
石 井 公 成
推古紀
B群である推古紀は、冒頭から変格語法が多い。
父天皇愛之、令居宮南上殿。故称其名謂上宮廐戸豊聡耳太子。(175頁)「称其名謂~(其の名を称へて~と謂う)」は不自然な表現だ。「称A謂B」
「称A曰B」「謂A曰B」などの形が普通ではないか。ここで「其の名」について「称」の語が用いられたのは、「上宮廐戸豊聡耳太子」が美辞ばかりであるためではなかろうか。
【途中、省略】⇒⇒実際、「上宮廐戸豊聡耳」のうち、「上宮」は特別扱いの住居、「豊聡耳」は聞く能力の高さを意味している。このことから考えると、
「厩戸」も単に太子の養育氏族の名とか彼らの居住地というだけにとどまらず(5)、賞賛の意が含まれている可能性もある。
そうであれば、厩戸誕生説話を考慮したものということになろう。
【学会、学者の研究論文もよいですが?Α群・β群も糸瓜(へちま)も無い】
文節の字面だけを訓読したり、大和言葉を用い、訓読、1300年前の【鬼畜米英】英語禁止⇔【毛唐、北狄】中華、漢語禁止。
1300年前より連々と後生大事に妄信して、現在に至っています、英語をカタカナ読みして文脈を掴めますか?
【本題】
【父天皇愛之令居宮南上殿、故稱其名謂上宮廐戸豐聰耳太子。】
【天⇔假借⇔てん【転】音韻または語の意味が変化すること。また、変化したもの。】
【父天皇愛】【皇⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿱白王】⇔【白愛⇔はく‐あい【博愛】】
【愛⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿱⿱心夂】⇔【夂之⇔ち‐し【致仕/致▽事】官職を退くこと。また、退官して隠居すること。】
【周禮、五経、説文解字を理解していないと難度が高くなります】
【之令⇒1しじょう⇒2 しれい⇔【転】】⇔【之令⇒1しじょう⇒デタラメではありません】⇔【説文解字⇒《序》⇒《周禮》】
說文解字 : 卷一 : 序 - 中國哲學書電子化計劃 (ctext.org)
六曰假借。假借者,本無其事,依聲託事,「令、長」是也。
【令⇔長(呉音 : ジョウ・漢音 : チョウ)⇔条】⇔【假借者⇔令⇔長・条】
【之令⇔し‐じょう〔‐デウ〕【施条】 物に筋目をつけること。】し‐じょう【史乗】《「乗」は記録の意》歴史上の事実の記録。歴史書。史録。
【令・居⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿸尸古⇔十口】⇒【令十】⇔じょう‐じゅう〔ヂヤウヂユウ〕【定住】[名](スル)⇒ていじゅう(定住)⇒じょう‐じゅう〔ジヤウヂユウ〕【常住】仏語。永遠不変なこと。変化しないで常に存在すること。⇔無常。
【令・居⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿸尸古⇔十口】⇒【令口】⇔じょう‐こう〔ジヤウクワウ〕【上皇】
【二層目】
【令・居⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿸尸古⇔十口】⇒【令口】⇔れい‐こう〔‐カウ〕【霊交】霊的、または精神的な交流。
【令・居⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿸尸古⇔十口】⇒【令口】⇔れい‐こう〔‐カウ〕【霊香】不思議なよいかおり。れいきょう。
【ちょっと、一休み】
【霊香】不思議なよいかおり。れいきょう。
【三年夏四月、沈水、漂着於淡路嶋、其大一圍。嶋人、不知沈水、以交薪燒於竈。其烟氣遠薫、則異以獻之。】
三年乙卯春,土左南海,夜有大光,其聲如雷,經卅箇日。夏四月,著淡路嶋南岸。其大一圍,長八尺餘,其香異薫。貢獻朝庭。嶋人不知,交薪多燒。
【注釈】
交 ⇔《康熙字典》⇔又州名,南越地,漢置交州。【書·堯典】申命羲叔宅南交。【蔡傳】南交,南方交趾地。
【本文】
夏日諸虵相繞此木,冷故也。人以矢射。冬月虵蟄,折而採之。其實雞舌,其花丁子,其脂薫陸。
沈水久者,為沈水香。不久者,為淺香。而今陛下興隆釋敬,肇造佛像。故釋梵感德,漂送此木。」
即有敕:「令百濟工,刻造檀像。」作觀世音菩薩高數尺,安吉野比蘇寺。時時放光。
五月,高麗僧惠慈、百濟僧惠聰等來朝。此兩僧,弘演佛敦,並為三寶棟梁。令住法興寺。是以,件惠慈為太子師。
太子問道,問一知十,問十知百。太子聽政之日,宿訟末決者八人,共聲白事。太子一一辨答,各得其情,无復再訪。
【注釈】
太子奏曰:「是為沈水香。⇒長八尺餘⇒【餘⇒長久。《廣雅•釋詁三》:“餘,久也。”⇒九】⇒【長八尺九=餘】⇒8.3×【隋尺=29.5cm】=262.5cm
【沈水久者,為沈水香。不久者,為淺香。】⇒【沈水香】【淺香】⇒不久者⇔草艾⇔もぐさ(艾呉音 : ガイ、ゲ漢音 : ガイ艹乂)⇔灸⇔不【レ】⇔久者⇔【不】⇔字はもと象形、花の蕚柎(がくふ)の形。花のつけ根。(字通)
【者⇔職人】⇔製造。
【而今陛下興隆釋敬,肇造佛像。】⇒⇒肇造⇒ちょう‐ぞう テウザウ【肇造】 国家などを初めてつくること。
【令百濟工,刻造檀像。⇔摺箔、刻造檀像】【作觀世音菩薩高數尺⇔3尺⇔90.19cm】⇔262.5cm-90.19cm=172.4cm
【蘭奢待との関係は不明】ただし、蘭奢待は《權謀》で記述された名称。
【蘭奢待解読】
【蘭⇒華甲、分解、偏旁⇒假借⇒艹⇒聰。闌⇒門柬⇒柬⇒假借⇒八卦表記⇒坎⇒耳】
《權謀⇒奢》
先秦兩漢 - 奢 - 中國哲學書電子化計劃 (ctext.org)
《權謀》
【奢⇒⇒華甲、分解、偏旁⇒大者⇒耂日⇒⿸耂⿱丶日⇒日,太阳之精也。从囗一,象形。——《说文》⇒假借⇒大囗⇒假借⇒大皇】
【待⇒⇒華甲、分解、偏旁⇒彳寺⇒⿱土寸⇒⿱士寸⇒假借⇒大士⇒太子⇒大師】
【注釈】
【蘭⇒華甲、偏旁⇒艹闌⇒門柬⇒柬⇒呉音 : ケン漢音 : カン】⇔【蘭⇒艹⇒門⇒東⇒呉音 : ツウ(ツゥ)漢音 : トウ(トゥ)】
上記により、周禮、説文解字の文法法則が構成され【権謀】がせいりつします。
蘭⇒艹⇒門⇒東⇒後天八卦方位⇒青⇒假借⇒聖
【本題】
【父天皇愛之令居宮南上殿、故稱其名謂上宮廐戸豐聰耳太子。】
1 【居宮⇔こうぐう】⇒【居⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔⿸尸古⇔十口】⇒【口=こう】【宮=ぐう】⇒【口宮⇔こうぐう】⇔假借⇔こう‐ぐう〔クワウ‐〕【皇宮】天皇の宮殿。皇居。宮城(きゅうじょう)。こうきゅう。
2 【居宮⇔こうこう】⇔【宮⇔華甲⇔分解・偏旁⇔1宀呂、2口丿口】⇒【口=こう】⇒【居宮】⇒假借⇒【こう‐こう〔クワウカウ〕【皇考】】
【皇考の現代辞書の誤訳解釈と(考)の漢語についての注釈】
1 【こう‐ぐう〔クワウ‐〕【皇宮】】⇒【現代辞書の意味】⇔【在位中の天皇が亡くなった先代の天皇を言う語。】誤解釈。
【皇考】⇔【古代称“曾祖父”:皇考庙者,曾祖也。】⇒【庙者】⇔【【庙(廟)】⇒廟、祖先や個人の霊を祀る建物。】
【考】⇔【説文解字⇒《序》⇒《周禮》】
【五曰轉注。轉注者,建類一首,同意相受,「考、老」是也】⇔【考=こう、老=ろう⇒同意相受】⇔【轉注者】⇔【転⇔天】
【本題】
【父天皇愛之令居宮南上殿、故稱其名謂上宮廐戸豐聰耳太子。】
【居宮⇔こうこう⇒假借⇒皇考・老⇒(こうこう・こうろう】⇒【こうろう】⇒假借⇒こう‐ろう〔カウラウ〕【高朗】[名・形動]気高く、明朗なこと。また、そのさま。こう‐ろう〔‐ラウ〕【功労】大きな功績と、そのための努力。
字面⇒假借⇒【令居宮南上殿】⇒【令居⇒こうろう⇔こう‐ろう〔カウ‐〕【高楼】高く造った建物。たかどの。】
字面⇒假借⇒【令居宮南上殿】⇒【南上⇒けいじょう⇒假借⇒けい‐じょう〔‐ジヤウ〕【京城】王宮のある所。みやこ】
【二層目】
【宮南⇒こうけい⇒宮⇒【宮⇔華甲⇔分解・偏旁⇔1宀呂、2口丿口】⇒【口=こう】】【南⇒華甲⇔分解・偏旁⇔十冂𢆉】⇒【冂⇔漢音 : ケイ(クヱィ)】⇔【口冂⇒こうけい】⇒假借
こう‐けい〔クワウ‐〕【皇継】天皇の位を継ぐ者。皇嗣(こうし)。こう‐けい【公×卿】 古代中国の三公と九卿(きゅうけい)。こう‐けい〔クワウ‐〕【皇系】天皇の血すじ。皇統。
こう‐けい【後継】1 前任者や師・先輩などから、事業・学問・地位などを引き継ぐこと。また、その人。あとつぎ。
【三層目】
【上殿⇒(転⇒しょうてん⇒しょう‐てん【昇天】1 天高くのぼること。「旭日(きょくじつ)―の勢い」】
字面⇒假借⇒【故稱其名謂上宮】
【故稱】⇔假借⇔こ‐しょう【古称】古い名称。昔からの呼び名。
【其名】⇒【其⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔八⇔分別】⇒【其⇔説文解字⇔分別】⇒【其⇔別】
【周禮、五経、説文解字を理解を基軸に解読しないと下記のような論法になる。】
『日本書紀』における 仏教漢文の表現と変格語法(上)
石 井 公 成
推古紀
B群である推古紀は、冒頭から変格語法が多い。
父天皇愛之、令居宮南上殿。故称其名謂上宮廐戸豊聡耳太子。(175頁)
「称其名謂~(其の名を称へて~と謂う)」は不自然な表現だ。「称A謂B」「称A曰B」「謂A曰B」などの形が普通ではないか。
ここで「其の名」について「称」の語が用いられたのは、「上宮廐戸豊聡耳太子」が美辞ばかりであるためではなかろうか。
実際、「上宮廐戸豊聡耳」のうち、「上宮」は特別扱いの住居、「豊聡耳」は聞く能力の高さを意味している。このことから考えると、「厩戸」も単に太子の
養育氏族の名とか彼らの居住地というだけにとどまらず(5)、賞賛の意が含まれている可能性もある。そうであれば、厩戸誕生説話を考慮したものということになろう。
【補足】
【ではないか。】【ではなかろうか。】【考慮したものということになろう。】
言葉の使い方に長けて居る
【本題】
【父天皇愛之令居宮南上殿、故稱其名謂上宮廐戸豐聰耳太子。】
【名謂⇔こうい⇔假借⇔こう‐い〔クワウヰ〕【皇位】天皇の位。帝位。】
【謂上】⇒假借⇔委譲⇔[名](スル)権利・権限などを他の人・機関に譲って任せること。
【四層目⇔編纂注釈記述】
【稱其】⇒假借⇒しょう‐き〔シヤウ‐〕【詳記】[名](スル)くわしく書き記すこと。また、その記録。しょう‐き〔シヤウ‐〕【掌記】1 事務の記録や文書の作成にあたること。また、その役。右筆(ゆうひつ)。書記。
【其名⇒きこう】⇒【名⇒⇔華甲⇔分解・偏旁⇔【口=こう】】⇒假借⇒き‐こう〔‐カウ〕【機巧】2 いろいろと才知をめぐらすこと。
【名謂⇔こうい⇔假借】⇒こう‐い〔クワウヰ〕【皇位】天皇の位。帝位。
【謂上⇒いじょう⇒假借⇒委譲】
【謂上⇒こうじょう⇒假借⇒考・上⇒丄⇒定⇒考定】
【現代辞書?理解できないデタラメ解釈】
こう‐じょう〔カウヂヤウ〕【▽定▽考】
《「定考」と書いて「こうじょう」と転倒して読むのが慣例。
【本来の漢字解釈】
【▽定▽考】⇒デタラメ⇒【考・上⇒丄⇒高也。此古文上,指事也。凡丄之屬皆从丄。臣鍇曰:“本乎天者親上,故曰‘指事’,班固謂之‘象事’。
臣鍇曰:“《易》曰:‘窮上反丅也。’謂王者上徹天道,則反下謀民事也。】
【考・上⇒丄⇒高也。。臣鍇曰:“本乎天者親上⇒臣鍇曰:“《易》曰:‘窮上反丅也。⇒丅】⇒【丅】⇒【考定】⇒【定⇒華甲、分解⇒偏旁⇒丅⇔定】⇒【考定】
【補足】
天子・天皇が宣う場合⇒天者親上】【臣・臣下が奉唱する場合⇒《易》曰:‘窮上反丅也。】⇒⇒【丅】⇒【考定】⇒【定⇒華甲、分解⇒偏旁⇒丅⇔定】⇒【考定】
【聖德】⇔【聖德の漢字使用の不文律を回避するための四教、【字彙】、儒家、周禮、五経、を引用して文脈に採用した記述。】
【儒家】⇔【説苑】⇔【権謀⇔臨機応変のはかりごと。】⇔【日本書紀⇔【機巧】2 いろいろと才知をめぐらすこと。】
說苑 : 權謀 - 聖人 - 中國哲學書電子化計劃 (ctext.org)
孔子曰:「聖人轉禍為福,報怨以德。」此之謂也。
【謂⇒聖⇒德⇔聖德】
【転】
【上宮⇔ていきゅう】⇒假借⇒てい‐きゅう〔‐キフ〕【×啼泣】[名](スル)声をあげて泣くこと。「遺体にすがって―する」⇒てい‐きゅう〔‐キフ〕【×涕泣】[名](スル)涙を流して泣くこと。「訃報(ふほう)に接して―する」
【上宮⇔じょうこう⇔假借⇔じょう‐こう〔ジヤウクワウ〕【上皇】1 天皇が位を退いてからの尊称。太上(だいじょう)天皇。下居(おりい)の帝(みかど)。】
【転】
【謂上⇒転・轉注⇒いしょう⇒假借⇒衣裳】
【説文解字を】⇔屈原曰:製芰荷以為衣,雧芙蓉以為裳。楊雄則曰:衿芰茄之緑衣,被芙蓉之朱裳。
【宮廐⇔ぐうし】⇔假借⇔ぐう‐し【×藕糸】蓮の茎や根の細い繊維。蓮の糸。
【蓮⇔荷⇔芙蓉】⇔同意
【廐戸⇔げんし】⇒假借⇒げん‐し【原糸】織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。
【廐戸⇔きゅうご】⇔九五⇔《易で、九を陽とし、五を君主の位に配するところから》天子の位。
【戸豐】⇒假借⇒し‐ほう〔‐ハフ〕【×諡法】おくりなの付け方。
【豐聰】⇒ほうそう⇒假借⇒ほう‐そう【奉送】[名](スル)身分の高い人をお見送りすること。
【聰耳】⇒假借⇒そう‐じ【×聡耳】すばやく聞きとる耳。転じて、よく理解する能力。そう‐じ【送辞】送別の言葉、おくる別れの言葉。
【太子⇒たいし】
【太子⇒だいし⇒假借⇒大師】
【補足】
【隋書】⇔【與太子】⇒【古事記⇒上宮之厩戸豐聰耳命】⇒【日本書紀⇒上宮廐戸豐聰耳太子。】
【注釈】
【権謀⇔臨機応変のはかりごと。】⇔【日本書紀⇔【機巧】2 いろいろと才知をめぐらすこと。】
上記の文法を用いて【聖】【徳】を記述していますが、大唐、唐の【とう‐せい〔タウ‐〕【唐制】中国、唐の制度。】の許可がおりません。
【廿九年春二月己丑朔癸巳、半夜、厩戸豐聰耳皇子命薨于斑鳩宮。】
【次回、ブログ投稿】
葬儀礼のあらまし、【聖】【徳】の結末、日本の正史【日本書紀】になぜ、編纂されなかったのか。
【厩戸豐聰耳皇子命】⇒【上宮之・上宮】の漢字が外された理由。
【補足】
【尊】【命】は、当方のブログ投稿で何度も述べていますが【百位の英霊】で中庸(ちゅうよう)からの引用.
最高位【聖人⇔聖】【神⇔故夫賢聖者,道德智能之號;神者】【大夫以下廟之別名⇔尊・命】
「聖徳太子研究の最前線」
2022年12月30日 | 聖徳太子信仰の歴史
太子関連の資料のうち、比較的信頼度が高い『上宮聖徳法王帝説』では、太子は「王命(ミコノミコト)」と呼ばれているが、資料によって「皇子命」「皇子尊」などと呼ばれるこのミコノミコトの最初は太子であり、それは後の皇太子につながるような特別な位置を意味したと考えられる、と説くのです。
ただ、太子が関わったのは、十七條憲法の制作、仏教の興隆、仏典の講義・注釈などに限られ、外交に直接関与した形跡は見られないため、「太子の役割は推古天皇や馬子大臣の統治に対するアドヴァイザーに終始したのではなかったか」と見ます。
【注釈 1】
【隋書】【舊唐書】等を解読してから論じてもらいたい。
通説誤訳の【古事記、日本書紀】と比較して、この解読と何が違うかわかりますか?。
通説誤訳は【浅学非才】の知識で表音を漢字に当てているため、熟語、駢字が不十分で文脈が幼稚になり、正史としての役割をはたしていない。
当方が、この解読法に至るまで【漢語、漢字⇒キーワード⇒記録、伝達⇒文法⇒法則⇒機密保持】から始めました。
周禮、五経、八卦表記の解字を説明しています【象形】【指事】【會意】【形聲】等で同意と記述しています、理解できますか。
說文解字注 : 說文解字注 - 中國哲學書電子化計劃 (ctext.org)
不偁其名。許云:司馬牼,豈卽司馬耕與。外此昭卄年、卄一年宋有華牼,孟子書有宋牼,皆不傳其字。
【其】
6 注解:解也。廣韻曰:捨也,解也,散也,消也,廢也,服也。按其實一解字足以包之。從採。採,取其分別
【注釈 2】
【現代辞書】【中国語辞書】で【假借表音=ひらがな⇒検索】すると該当する熟語が一覧されています、字面から解読してみては?
英語をカタカナ読みしている皆様へ、漢語、漢字の字源は何所から伝わったのか、中國、日本?
甲骨文字、金文、倉頡、周禮、五経、説文解字、【四教】【字彙】を倭、日本は手本としてきました。
【聖徳太子】【聖⇔正】【徳⇔(德)也。當作登。辵部曰:遷,登也。此當同之。德訓登者。】
佛教用语。证入正道。《大乘義章》第十七:“會正名聖,正謂理也,理無偏邪,故説為正,證理捨凡説為聖矣。”
【聖⇔正】【徳⇔登也。此當同之。】⇒【聖⇔正⇔せい】⇒【徳⇔登・當⇔とう】⇒假借⇒せい‐とう【正統】 正しい系統・血筋。嫡流。
字面⇒⇒⇒【聖徳太子・大師】
二層目⇒⇒【正統太子・大師】
【聖徳太子】の葬儀礼の記述で、学者、学会ではれい‐こう〔‐カウ〕【霊香】ぐう‐し【×藕糸】い‐しょう〔‐シヤウ〕【衣装/衣×裳】し‐きゅう【×梓宮】の現代訳では見つけることができない。
今回はこのへんで。
次回
厩戸 廐戸 廏戸 𡳅戸 味噌糞の学会、学者の研究、論文について、その5
廿九年春二月己丑朔癸巳、半夜、厩戸豐聰耳皇子命薨于斑鳩宮。