魏志倭人伝 卑弥呼 古事記 日本書記 万葉集 甲骨文字 以音 五経基軸文法による解読

漢文史記は五経文法が採用されています、この五経文法は殷時代の甲骨文字(漢字変換)でも採用されており、古代中国は唐時代の末期で消滅、日本では奈良時代(西暦720年)頃で消滅して現在に至っています、この漢文史記を一字一句解読したブログになります。

隅田八幡神社人物画像鏡 刻印文字 記述の漢文(借字)特殊文法

隅田八幡神社人物画像鏡

 

漢文史記の表音(音読み)文字(借字)が狭義の当て字に当てての解読となる。

「癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」

 

西暦563年(癸未年)


欽明天皇 諡号、天国排開広天皇、別名、志帰嶋天皇・斯帰斯麻天皇
表音文字(音読み借字)
<解読 1 >
癸未年八月日十大王年男弟王在意=(癸未年=西暦563年八月、実、十二年、弟=庭王在位。)
柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中=柴沙加宮=柴釈迦宮=さいしゃか宮時、斯麻念=斯麻年(斯帰斯麻天皇年)、長寿、遣開中=自分の信じるところを固く守る天皇
費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟=(費直=かつて天皇と同等の権力を持って地方の政治を行っていた国造を〈あたひ〉と呼んだことに由来するといわれている。)
(穢人=あいじん)二人の当主が(鏧(磬)子=仏教で用いる鳴物(楽器)の一種で,銅または青銅製で大型の鉢の形をしたもの。)(利二=俚耳=2個)
朱百丈=70kg、銅二百貫。
旱作此竟(旱作=関左=かつての遼寧吉林黒竜江の三省を関東三省と称した)ここに尽きる。

<解読 2 >


下記の漢文六文字は鏡を送った人物用で反対文字なので並べ替えが必要。
寿遣開中費直=直費中開遣寿
直費中開遣寿=(直=ただす)(費=反する)(中開=注解=その意味を説明すること)(遣寿=献寿=祝いの品などをさしあげること)
遊び心と思われます。